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リシン

リシン(英: lysine)は、α-アミノ酸のひとつ。タンパク質構成アミノ酸で、必須アミノ酸である。側鎖に 4-アミノブチル基を持つもの。略号は Lys あるいは K である。リジンと表記あるいは音読する場合もある。

側鎖にアミノ基を持つことから、塩基性アミノ酸に分類される。必須アミノ酸であるが、植物性蛋白質における含量が低く、動物性蛋白質摂取量の少ない地域での栄養学上の大きな問題となっている。3大穀物である米、小麦、トウモロコシともリシン含有量が少ないので、リシンを豊富に含む副食(肉、魚、豆など)を必要とする。リシンは、クエン酸回路に取り込まれてエネルギーを生み出すケト原性アミノ酸である。

WHOによるリシンの成人向け1日当たり推奨摂取量は2.1グラムである。

穀物中には豊富には含まれないが、豆類には豊富である。肉、魚にも多く含まれる。多量のリシンを含む植物には以下のようなものがある。

Wikipediaより抜粋

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